「LINEのステップ配信って、何通くらいが正解?」

初めてステップ配信を作るとき、何通送ればいいの?と迷ってしまう人はとても多いです。

少なすぎても売れなそうだし、多すぎると最後まで読まれない気もするし…。

でも、実は通数だけを気にしていても、うまくいかないんです!

この記事では、初心者でも迷わずステップ配信を組めるように、通数の目安と考え方をわかりやすく解説します。

こんな人に読んで欲しい記事です

ステップ配信は何通が目安?

「ステップ配信って何通書けばいいの?」

初心者が最初に悩むこの疑問。

ここでは、ステップ配信の目安について解説していきます。

まずは5〜7通が基本の目安

「何通くらい送ればいいの?」と聞かれたら、僕が最初におすすめするのは「5〜7通」です。

なぜかというと、この本数ならステップ配信の基本的な流れを一通りおさえつつ、無理なく最後まで作り切れるからです。

以下のように、それぞれの配信に役割を持たせると、5〜7通がちょうどいい分量になります。

配信の目的通数目安内容例
関係性構築2〜3通自己紹介、理念
共感ストーリーなど
価値提供2〜3通ノウハウ、考え方
具体事例の紹介など
オファー1通商品サービスの案内

もちろん、「3通でも売れる」「10通でも売れない」といったケースも現場ではたくさん見てきました。

でも初心者が最初から10通以上作るのは、設計も労力もそれなりに必要で、挫折しやすいんです。

そこで私がよくお伝えするのが、 「まずは最低限の5通で出してみて、反応を見ながら伸ばしていく」というステップ。

特に最初の配信は、完璧を目指すより、届けてみることが大切です。

完成度60%でも、一度出してみれば「どこで反応があるのか」「読まれていないのか」が見えてきます。

そして、さらにもう一点。

オファーで終わらせてしまうのではなく、 「オファー後のフォロー」を2〜3通ほど追加することで、申込み率がぐんと上がるケースも多いです。

たとえば、

  • オファーを出した翌日に「よくある質問への回答」
  • 申し込みを迷っている人に向けた「お客様の声」紹介
  • 締切直前の「あと◯時間で終了」のリマインド

などなど、このような後押しメッセージを入れるだけで、最後のひと押しが効いてきます。

オファーは「出して終わり」ではなく、「出してからが本番」。

つまり、まずは「5〜7通」でステップの流れを構築して、必要に応じて「オファー後フォロー3通」でクロージングまで設計する。

合計すると「5〜10通前後」が初心者にとっての現実的なスタートラインになります。

「通数の正解」は人によって違う

結論から言うと、ステップ配信の通数に「これが正解」というものはありません。

なぜなら、必要な通数は「売る商品」と「相手との信頼関係の深さ」によって大きく変わるからです。

たとえば、販売価格が1,000~3,000円程度の商品なら、わざわざ5通も7通も配信を重ねなくても、たった1通で申し込みにつながることもあります。

実際に僕の周りでも、2,000円〜3,000円のPDF教材や、手軽なワークショップなら「登録当日の1通だけ」で申し込みが入るというケースは珍しくありません。

一方で、無形商品や高額なコンサル・講座などになると話は変わります。

なぜなら、「商品の価値」が目に見えないため、決断しにくいからです。

そのため、

  • 相手の不安を取り除く
  • 価値をしっかり伝える
  • 納得してもらう

といったプロセスが必要なので、10通以上かけてじっくり信頼と理解を育てていくことが多くなります。

でも意外と見落とされているのが、「信頼関係さえできていれば、ステップ配信が短くても売れる」ということ。

すでに、SNSやブログ、YouTube、メルマガなどで長く情報発信していた場合、「この人から買いたい」と思われていて、ステップ配信は最後のひと押しになることもあります。

実際、セールスレター1本送るだけで20万円の商品が売れるようなケースもあります。

これは魔法でもなんでもなく、日々の信頼の積み重ねがあるからこそ成立しているだけ。

つまり、「自分は何通送ればいいのか?」と考えるとき、

  • 商品の価格
  • お客さんとの関係性

この2つをセットで考えると、自分にとっての「ちょうどいい通数」が見えてきます。

とっきー

大事なのは「何をどう伝えるか」と「ふだんからの信頼関係」。自分よがりじゃなくて、読者さんの気持ちに寄り添うことが大事です。

売れる通数より大事なこと

「何通にすれば売れるのか?」は確かに気になるところですが、本当に注目すべきは「通数」ではなく、その前の段階の信頼づくりなんです。

ここをすっ飛ばすと、通数を何通にしても売れません!

信頼関係がすべてを決める

ステップ配信で成果が出るかどうかの分かれ目は「通数」ではありません。

相手との信頼関係の深さが、すべてを左右します。

たとえば、あなたが毎日SNSで発信していて、フォロワーさんが「あなたの価値観、大好きです!」と思っている状態なら… ステップ配信がたった1通でも、申し込みが入ることはよくあります。

逆に、LINE登録が初めましてで、これまで何の関係性もなかった場合。

いくら10通送ったとしても、「誰?」「この人信用できるの?」と警戒されて、なかなか申し込みにはつながりません。

つまり、何通送るかの議論は、信頼という土台があってこそ意味があるんです。

ここをすっ飛ばして、

  • 配信数だけをいじってみたり
  • セールス文章を変えてみたり
  • オファーのタイミングを前倒ししたり…

そんなことをしても、そもそも相手の中に「信じたい気持ち」がなければ、すべてが空回りします。

そもそも信頼は、急に築けるものではなくて、「これまでどんな発信をしてきたか?」 「どんな姿勢で関わってきたか?」という日々の積み重ねの結果として、ようやく育つものなんですよね。

だからこそ、ステップ配信は「信頼の延長線上」にあるという、視点を持っておくことが、成功への最短ルートになります。

日々の発信が信頼貯金になる

「じゃあ、信頼関係ってどう築くの?」

その答えは、日々の発信の積み重ねしかありません。

信頼は、1通の配信や1回の投稿で生まれるものではありません。

ちょっとした投稿・ちょっとしたやり取りが、少しずつ心の距離を縮めていくんです。

たとえば、こんな発信も立派な信頼貯金。

  • SNSで今日の気づきをシェアする
  • LINEで読者の悩みに寄り添う配信を書く
  • 「あなたのこと、ちゃんと見てますよ」と伝わるメッセージを届ける
  • 自分の失敗談や裏側をあえて見せることで、共感を生む

一見、売上には直結しないようなことでも、「この人の言うことは信用できるな」「気が合うな」に変わっていくわけですね。

そして、ステップ配信が始まったとき、「あ、この人の話なら聞きたい」「この人が紹介してるなら安心かも」と、自然に読み進めてもらえる状態ができている。

ここが作れているかどうかで、同じ通数・同じ配信内容でも、反応率はまったく変わります。

さらに言えば、発信の一貫性も大切です。

  • SNSでは優しいのに、LINEでは営業トーク満載
  • メルマガでは知識人風なのに、商品案内では急にキャラが崩れる

こんな感じで「温度差」があると、読者は不信感を抱きやすくなってしまいます。

だからこそ、「どの発信媒体でも同じスタンスでいられるか?」が、信頼を積み重ねるうえでの大きなポイントなんです。

ステップ配信で成果を出したいなら、「その前に何を届けてきたか?」が勝負。

日々の発信は地味ですが、最強の下準備です。

「話を聞きたい」と思わせる流れを作る

「ステップ配信で売れるようになりたい」と思ったとき、多くの人がやってしまうのが、「どうやって売り込もうか?」と考えてしまうこと。

実はこの発想が、売れない配信の入り口です。

本当に売れるステップ配信は、「売られている」と感じさせずに、相手の方から「話を聞かせてほしい」と言ってもらえる流れをつくることなんです。

たとえば、信頼関係がまだ浅い相手に、

  • いきなり商品のスペックを語る
  • 「今だけ!限定価格!」と急かす
  • 他人の実績ばかり見せつける

こういう配信をしたら、どう感じるでしょうか?

ほとんどの人は「うわ、私売られてる…」と感じて、そこで読むのをやめてしまいます。

でも逆に、

  • 「あ、この人、私の気持ちわかってくれてる…」
  • 「なんだかこの話、タイムリーすぎてドキッとした」
  • 「ここまで無料で教えてくれるの?信じてみたいかも」

こんなふうに思ってもらえたら、次の行動は自然と「もっと聞きたい」になるんです。

では、「話を聞きたい流れ」を作るには何が必要か?

それは、

  • 相手の悩みに共感すること
  • その悩みの背景を言語化してあげること
  • それを乗り越えた先にある未来を見せること

この3ステップです。

この順番で配信を構成すれば、自然と読者の中に「そうそう、それそれ…」「だからこの人の話、もっと聞きたい」が芽生えます。

そして何より大事なのが、「申し込み=ゴール」ではなく、「信頼を積む=設計」の視点で全体を作ること。

押し売りではなく、「納得」を生む流れ。

これができると、無理に売り込まなくても「買いたい」と言ってもらえる配信に変わっていきます。

とっきー

読者の悩み→共感→未来をちゃんとたどると、セールスも自然になります。

通数に迷うときの決め方

「結局、自分は何通作ればいいの…?」

ここまで読んでもまだ迷う場合は、いくつか決めるための視点があります!

今回は、初心者でも今すぐ使える3つの決め方をご紹介しますね。

ゴール(売りたい日)から逆算する

ステップ配信の通数を決めるときにおすすめなのが、「ゴールから逆算する」という考え方です。

つまり、

「いつ申し込みをしてほしいのか?」
「オファーをどの日に出すのか?」

ここから考えて、必要な配信数を割り出していく方法です。

たとえば、こんなスケジュール感をイメージしてみてください。

  • 月曜:ステップ配信スタート(登録直後)
  • 金曜:オファー配信(申し込みURL付き)
  • 土〜日:締切までのフォロー

この場合、月〜木の4日間で

  • 自己紹介
  • 共感ストーリー
  • 価値提供
  • 実例やお客様の声

といった関係性&信頼づくりの配信を入れればOK。

オファーの後は、2〜3通のフォロー(Q&A、お客さまの声、リマインドなど)を入れて、トータルで「7〜8通」のステップ配信が完成します。

この考え方を使えば、なんとなく5通?7通?と悩むよりも、

  • 読者にどんな順番で読んでもらうか
  • どのタイミングで申し込む気持ちを高めるか

をしっかり設計できるようになります。

とっきー

先にオファーを出す日を決めておくと流れが作りやすくなります!

また、イベントやセミナー、講座の開始日が決まっている場合は、逆算することで「募集期間を何日とるか」「どこまでに配信を終えるか」がハッキリするので、スケジューリングもラクになりますよ。

このように、「ゴールから逆算する」ことで、通数は自然と必要な分だけに整っていきます。

最低限入れたい3ステップを押さえる

「ステップ配信は何通が正解?」と悩むとき、シンプルな判断軸があります。

それが、以下の3つの要素を最低限すべて入れているか?という視点。

① 信頼形成

初対面の人からいきなり「この商品どう?」と言われても、誰も買いたくなりませんよね。

まずは、

  • 自己紹介
  • なぜこの商品や活動をしているのか
  • 読者との共通点や想い

などを丁寧に伝えることで、相手の心の扉がゆっくり開いていきます。

この部分をすっ飛ばすと、その後の配信はほぼ読まれません。

② 価値提供

次に大切なのは、「この人の話、面白い」「知らなかった!」「もっと聞きたい」と思ってもらうこと。

具体的には、

  • 読者の悩みへのヒントやノウハウ
  • 視点が変わるような考え方の紹介
  • 実体験やケーススタディの共有

などが効果的。

ここで「この人、信頼できる」と思ってもらえれば、オファーへの納得感がグッと上がります。

③ オファー

最後に必要なのが、「あなたが読者に何をしてほしいか?」をちゃんと伝えること。

よくある失敗が、「なんとなくいい話」で終わってしまい、読者が「で、どうすればいいの?」と迷って離脱してしまうケースです。

  • 商品やサービスの案内
  • どんな人におすすめなのか
  • 申し込み方法や締切日

などをしっかり明記し、「行動へのきっかけ」を提示しましょう。

以上の3ステップがそろっていれば、たとえ通数が5通でも、伝わるステップ配信になります。

逆に、どれかが欠けていると、

  • 信頼されない
  • 興味を持たれない
  • 購入までつながらない

という状態になってしまいます。

まずは「通数」より、この3つが入っているか?をチェックしてみてくださいね。

とっきー

通数で迷ったら、この3つのステップが入ってるかを確認してください。

まとめ|通数よりまず行動しよう

最後に、この記事のポイントをまとめます。

この記事のポイント
  • ステップ配信の目安は「まず5〜7通」からでOK
  • 本当に大事なのは「売る金額」と「信頼関係の深さ」
  • 信頼があれば、たった1通でも売れることがある
  • 通数に迷ったら、ゴールから逆算 or 3ステップで判断
  • 最低限の構成で出してみて、あとから改善すればOK!

「ステップ配信って、結局何通にすればいいの?」という疑問。

初心者のうちは、どうしても「通数」が気になってしまいますが、本当に意識しておきたいのは、

  • 誰に・何を・どんな順番で届けるか
  • 日々の発信でどれだけ信頼を築いてこれたか

という土台の部分です。

ステップ配信は、売り込む場ではなく「信頼をカタチにする場」。

だからこそ、完璧を目指しすぎず、まずはシンプルな構成で配信を始めてみましょう!

配信してみて、反応を見て、ちょっとずつ調整すれば大丈夫。

通数に悩んだその時間も、読者への理解に変わっていきますよ。

とっきー

最初はみんな迷うけど、とりあえず出してみれば後から正解が見えてきます。